呼吸は切り替わる~名前のない、もう一つの呼吸法~

呼吸 声 歌 心 体 演奏 バランス 整える 緊張 リラックス  潜在能力 聞く 感じる 伝える 存在 表現 充実

➿改めて言いますと、初めての方も大歓迎の10/4(日)オンラインワークショップのお知らせ➿

10/4(日) 10:30~12:00頃、13:00~14:30頃で、Zoomの部屋を解放し、オンラインワークショップを開催します。

参加費は一枠¥2,000-、二枠¥3,000-とさせて頂きます。

2週間を速く感じます。連休に4日間連続でオンラインワークショップをやってもう2週間経ったのかという感覚です。

前回のシリーズでは、枠によってはかなり具体的にワークの要点、手指の使い方や感覚、普遍的と思われる方向性、等に関しての思いを言葉で紡ぎながら進めさせて頂きました。

しかし、不思議とそんな言葉数の多い時間の流れの中でも参加した皆さん其々が自身の内側に没頭出来ていたのが非常に印象的でした。

今回、それを意識的に狙うようなことを僕がする訳がありませんが、ボーッとする時間をこれ迄以上に大切にしようとは思っています、今のところ。

(もし本当にそうなったと仮定して)そのような時間、例えばひたすらボーッとするような90分を、体はどのように感じるか、頭はどう捉えるか、皆さんで味わってみませんか、あくまでも本当にそのような時間の経過を辿ったとしてのお話ですけど。

この前の記事で、瞑想や坐禅がややもすると自由ではなく不自由な時間、終わりが待ち遠しい、そう、言ってみれば我慢比べのような時間と化してしまうお話を書きました。

それで、何故そのようになってしまうのかの大きな要因に、「結跏趺坐」といった、足や脚が痛くなるような坐り方もあると思います。また、「目を半眼に開く」のように、色んな“親切な”教えが先に決まってしまっていることが、或る人にとっては楽しみを奪う原因にもなっているのではないかと推察します。

恐らく「結跏趺坐」にも「半眼」にも大切な意味があるに違いありませんが、そんな大切な(答なのかヒントなのかは分かりませんが)事を、先に言わない方が良い場合は往々にしてあります。クイズやなぞなぞで「ヒント出そうか」って言われた時に、「いや、ちょっと待って、自分で解いてみるから」ってなるようなもんで。

「背筋を伸ばす」なんてこともそうです。「先ず背筋を伸ばして楽な姿勢で坐ります」と簡単に説明されても、それが出来たらもう大丈夫ですよと言っても言い過ぎにならない位に、そここそが不自然極まりない環境に適応してしまっている我々に取って難しい事なんですけども。

「それから呼吸を意識します」っていうフレーズもかなり、少なくとも一旦は過緊張の方向へ身心を誘ってしまう確率が高いように僕には感じてしまいます。

なので、そのような画一的な導き方から一旦離れて、本当に緩むべき所が緩むと漸く背筋は伸びて来ますし、呼吸も感じ取り易くなります。そうなると自身の内側への視点が開けているのにも気付けますし、そうしてその内側への視点が更に焦点を定まらせるように体からの要求があったとするならば、そこに結跏趺坐や半跏趺坐があるかも知れませんし、そうして視点が定まった状態の時、その様子を外から観ると、物理的に何処かを見詰めているのでは無く、それが半眼であるのかも知れません。

というように、休日の朝についつい惰眠を貪るような、リラックスに見えて実は本当のリラックスとは程遠いモノでは無い、本当に楽なリラックスをワークで探して、先ずは自分の好きな姿勢でボーッとする、そんなところを楽しめればと思っています。

これを要約すると、僕が黙るということです。

初めての方も、一度来てみてください。体に訊くと面白い事が沢山味わえます。そして体に訊くことは意外と簡単です。

ここまでのクソ長い文章を読んで、どんなことをするワークショップなのか、分かると思うのですが。

やっぱり分からないかな。

参加ご希望の方は必ず事前にご連絡ください。IDとパスコードをお知らせします。

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