呼吸は切り替わる~名前のない、もう一つの呼吸法~

呼吸 声 歌 心 体 演奏 バランス 整える 緊張 リラックス  潜在能力 聞く 感じる 伝える 存在 表現 充実

初めての2部制オンラインワークショップ、午前も午後も充実してました。

午前中からオンラインワークショップをやってみて成功でした。

午後にやると15時頃には退出希望の方が多く、余韻を楽しめないことが残念に感じられていましたので、思い切って午前にも開催してみました。ちょっと朝のスケジュールがきつくなるのかも知れませんが、多くの方にご参加頂けて良かったです。

無理に体を沢山動かしたりすることはせずに、今の自分の状態・身の丈に合った簡単な体へのアプローチから、いつの間にか生きる営みの根本のところ(ありふれた言葉にすると呼吸のこと)に興味を持つことが出来ます(別の言葉にすると集中)。

今日もそんな風に、シンプルに極めてシンプルに体の内側深くで起こっている事を丁寧に丁寧に感じ見守っていると唯それだけで、その更に奥にあること、更にその先にあることとの出会いがありました。

これ迄は単に個人的なゆとりやリラックスでしか無かったような事が、もっと広く大きな意味での安らぎに繋がっていたりという方向性、自分一人だけが幸せになることは不可能であると言葉では簡単に言い表せても、それを身体感覚として実感する機会はなかなか得られないもので、そんな体験の糸口のようなワークも自然な流れの中から出て来ました。

午後の部でもメンバーが少なかろうが変わろうがその流れが続いていて、僕自身に実感が伴っていることも手伝ってそれがまたしっかりと伝わって、更に微細で繊細な感覚に目覚めて行くようなワークが沢山連なりました。

体の何処か一部が動いている時、その動きとは全く無関係に存在しているその他の部位は果たしてあるのか。

体の何処か一部もしくはある帯域が生きる為の動きを表現している時(生きている限り実はそれは常に)、その波のようなうねりが伝わっていない箇所は果たしてあるのか。

更にその波のようなうねりは個人的な体の外側へと波及しているのかいないのか。

そんな事を皆さんに、体感としてシェアさせて頂きました。

ワークショップが終わった後には色々とお話も出ますが、こんな事を集中してやってますから基本皆さん無口になります。

本日もこのような、人に何と説明して良いやら分からない、変わったワークにお付き合いくださりありがとうございました。

理屈で説明することを諦めた時、その人の生きる姿からワークの成果が滲み出て来るのではないかと密かに思っています。