呼吸は切り替わる~名前のない、もう一つの呼吸法~

呼吸 声 歌 心 体 演奏 バランス 整える 緊張 リラックス  潜在能力 聞く 感じる 伝える 存在 表現 充実

✨お陰で部屋が少し片付きました✨

瓢箪から駒?棚から牡丹餅?嘘から出た実?あれ、違うな。なんか違う。あ、怪我の功名か?うん、これが一番近いかな。というか、初めの三つは全然違うなぁ。

コロナウィルスへの対応措置で、身近なクライアントさんからズームやスカイプでのワークが今後暫くは必要とされるのでは?とご提案頂き、さらにWi-Fi環境のお世話やアプリに関するいろはを手解きして頂いて、早速実験的に行った今回のオンラインワークショップは、率直に申し上げて、やって良かったです。

いきなり5回線、計6名ものご参加でびっくりしました。そうなんです、6名でびっくりする位、普段もっと参加者が少ないんですよ😢

······まぁそれは置いときまして。

先ずは集まってくださった皆さん其々の感性、鋭さ、豊かさに随分助けられました。これは普段からそうですが、今回は特に。この受け取る側の皆さんの感覚が無ければ、もう少しヘトヘトに疲れたと思います。

その重要な点に加えて更に、会って対面でやろうと思えば出来るのに単なる横着でスカイプを使ったならきっとこんなに良いワークにはならなかったと思っています。

こんな社会情勢だから苦肉の策として、何か安全に出来る方法はないかと、そのような前向きな思いから立ち上がった異例のワークですから、しっかりと形になりました。

それで、実際にやってみて感じたことは、普段のワークと全く同じ心持ちで僕自身は臨めていたということです。

これはワークの後からじんわりと実感していることで、普段から常に、全く何も想定せずにやれているようなので(そのように心掛けてはいましたが、実際にそう出来ているかは少し心許なかった)、それで今回も、一見不便や不利に思われるような状況でも、そこからどう進めていけるか?をやるのみでしたので、それで普段と何も変わりなく感じられたのだと思います。

考えてみるといつもそうです。気温が常に理想的とは限らないし、複数の人が集まればなおのこと好みの温度も微妙に違いますね。皆が皆、体調万全であることなどまぁありませんし、遅れて来る人、どこかを痛めている人、よく喋る人、過緊張の人、周囲の騒音、電話の呼び出し音······等々。

人と人の間にスマホやPCが介在することも、それら数ある諸条件の1バリエーションと受け取れていた自分を、今日は誉めてあげたい(by 有森裕子。おっと、今この時期に五輪関係の喩えは相応しくないですね、しかも古いし、スミマセン。まだ、「チョー気持ちいい!」か「何も言えねー(涙)」の方が······、あ、もういいですか?そうですね、もう、いいですね、スミマセン)

心静かに、穏やかに感じてみる命の営み(一般的には“呼吸”と呼ばれるものです)は、似たようなリズムの繰り返しですが、一回々々が例えそっくりでも、実際には二度と同じものはやって来ません。

それは海の波と同じで、小さかったり大きかったり、全てが真新しいものです。

版画は同じ図柄を量産出来ますが、あれとて厳密に分けるとシリアルナンバーというものが示すように、一つ々々は別物ですね。

それで、このワークショップも、毎回が全く真新しい別物なんです。

人間は結構記憶や印象に囚われて、心地好かった回があるとそれを再現しようとしてしまい勝ちです。

それでいつも、単なる捕らわれに過ぎない過去の遺物を基準として設けてしまい、それとの差で不満を抱いたりもしてしまいます。

しかしそれでは、今日しか気付けなかったかも知れない真新しい宝物を、みすみす逃してしまうことにもなりかねません。

本当はいつどんな時も、初心者もベテランも無く、毎回が真新しい体験として味わうものなんだと、今回のオンラインワークで再発見させて頂くことが出来ました。

なので、オンラインワークを通常の対面対人ワークにアジャストさせようとするやり方は実は違っていて、オンラインでやることになった現状に納得し必然性を感じて、今日この今の取り組みで何が感じられるかを一心に興味深く味わう姿勢こそが大切なんだと思いました。

これは、新しいウィルスが生まれてしまった現実は決して元には戻らなくて、それをしっかりと受け入れて、ここから新しい社会に生まれ変わって行く、そのことにも奇しくも繋がるものだと感じます。

みんなで知恵を出し合ってお互いを気遣い、必ず命を繋いでこの苦境を乗り切れると信じます。

しかしそれは、元に戻るという意識であってはいけない、最早そんなレベルの話になったと思います。コロナ騒ぎが終息し普通がこんなにも幸せなことだったのか!との安堵感や喜びが世の中を一時期包むことは間違いないでしょう。しかしそれは一過性のことで、コロナに見舞われる前から決して生き易い世の中では無かったことは、直ぐに蒸し返され思い出すのが必然ですから。

なので、コロナを乗り切ることは、この難局を糧にした歴史的ブレークスルーであるらねぱならないと思うのです。

その一助に、オンラインワークショップも結構役に立ちそうだと、それが言いたかったんです(「長いな」※因みにこういうのは我田引水?厚顔無恥牽強付会?)。

改めまして、今回ご参加頂きました皆さん、本当にありがとうございました。

また近い内にやりたいと思います。なので、逃げないでくださいね(笑)

今回興味があったにも関わらず残念ながら都合で参加出来なかった皆さんも、次は是非やりましょう。ご参加をお待ちしておりますし、ご希望のタイミングがあれば打診してください。宜しくお願い致します🙇

https://tonus-mn.jimdofree.com/ 

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