6/11(月)は有難いことに個人レッスンお二人のお約束があり、新宿のノアダンススタジオにて無事に終了しました。
8帖の一番小さい部屋を予約してみましたが、ちょうど良い広さで土足禁止の綺麗なフローリングと、使い勝手はかなり良いと感じました。
現状としてこれまでのように決まった場所で決まった時間に受講してくださる方をお待ちしているというシステムは無理なので、今日のようにレッスンの具体的な依頼があるのは本当に本当に有難いの一語です。
今はこの大切な呼吸法を、どれだけの方が本当に必要と感じてくれているか、このように間が空いて冷静になると、無ければ無いで実は何の影響もないものなのかが問われている時のようにも感じられます。
たった一人でも依頼があればその約束を皆さんにお知らせしひとつのクラスが成立します。例え参加者が増えなくともたったお一人でもレッスンは行います。メールいつでもお待ちしおります。
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2018年6月12日の記事でした。
｢今はこの大切な呼吸法を、どれだけの方が本当に必要と感じてくれているか、このように間が空いて冷静になると、無ければ無いで実は何の影響もないものなのかが問われている時のようにも感じられます｣
全く同じ岐路に、全く別のきっかけで再び立たされているのが今です。
先日はオンライン参加者募集の記事で、何故無料で解放しているかの理由を書きました。
勿論根っからの現代人・都会人である僕が今突然一文無しになったら生活力はゼロに近く、数日も生きては行けないでしょうから、お金が不必要な訳では全くありません。
但し、有り余る富と共に暮らしながら心が満たされない人が実際には居る。
地獄の沙汰も金次第とは、あくまでもこの世で生きている間のことを言い表した例えで、本来は、金や名誉はあの世へは持って行けないものだ、と思っています。
いま新しいウィルスの影響でこのような事態になって、先に引用した過去のブログの一部が、更に深く深く意味を持って迫って来ます。
本当に健全な見通しが立って生活や経済の機能が再開される保証は今のところ見えません。
緊急事態宣言でも不要不急の外出自粛でも名前は何でも良いのですが、それをやって時間さえやり過ごせばその内何とかなる、誰かが何とかしてくれるという弛い風潮になってしまい、中途半端な、対応とは呼べない対応でいつまで経っても何も解決しないことだって真面目に考えなければならない、それ位のハードな局面に立たされていると思います。
これまで通りに街の機能が解禁になったとしても、ウィルスが伝染しない確証も無いままレッスン再開となって、一体何人の方が本当に安心して参加してくれるでしょうか。
そんな中で、オンラインでやれる可能性を探り、オンライン特有のやり方も創造し、オンラインでやったからこそ、これ迄にやって来た事の正しさが逆に実証出来たりもしています。
それを信じてこのワークを今はとにかく頼りにしてくださる方が居ること、それが生きる為の、何よりの栄養となっています。この心の充実感は、“持って行ける”ものだと思うのです。
逆に、それがどうしても伝わらないもどかしさ、無力さも同時に味わってもいます。当たり前のことですが、例えタダでも利用されない方は一切利用されませんし、所詮はその程度のことを生業にしているという事実もこの上無く浮き彫りとなります。
だからこそ今のこの状況が、これからの道を静かにでもしっかりと指し示してくれています。
前にも何処かに書きましたが、もうこれは、元には戻らないこと。
本当に新しい次の一歩のイメージが、少しずつ少しずつ、明確になるような気がします。
