ここ最近、芸能プロダクションのオーディションを受けてみたり、全く予定外に声のインプロヴィゼーション(即興演奏)を披露する機会に恵まれたりと、その場その場での対応力が錆び付いていないか?を確認するような体験が重なりました。
必要な時に必要な表現が自然に口をついて出て来るか?これを計るバロメーターとして「気持ちの乗らないことはきっぱりと断る」というのもかなり重要視しています。
今現在、レッスンの為の固定した拠点を持てていないことで多くの方にご不便ご心配ご迷惑をお掛けしています。支えてくださる皆さんが居なければこのような活動は一日たりとも成り立ちません。
そんな中、そのような心配事を解消してくれそうな申し出があっても、その提案者が、呼吸を通じて深いレベルで成長して行こうとする営みには相容れないものを“学び”だと勘違いしているならば、そこに心を打つような響きは聞こえません(でした)。だからきっぱりとお断りしました。
片付けの魔法の近藤先生もこういうことを仰ってるのではないでしょうか?因みにわたしの部屋は全く片付いてはいませんが。
一見調子の良さそうな話と相手の勢いに惑わされることなく、自身の呼吸と感覚に委ねて大事な決断をする。そして断る必要がある時には体裁など気にせずきっぱりと断る。これも普段皆さんと共に取り組ませてもらっている日頃のレッスンの成果だと思っています。
わたしの場合、成り行きとはいえ結果的に自分の感覚に合わない、我慢の世界から解放させてもらえたという経緯がありながら、またのこのこと甘い言葉に乗せられてそのような居心地の良くない仮の棲みかに戻るという愚行だけはやってはいけないと、心から思いました。
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2019年4月9日の記事でした。
こんなこともありましたねぇ~。
名目上は同じような呼吸のメソッドを標榜する人が、固定のアトリエを借りられそうなので、仲間に入ってしかも僕がメインで目一杯使ってもらいたいという申し出があったんです。
でもね、その人と話してても全然同じ世界の人とは感じられなかったんです。名目上は同じような呼吸のメソッドを標榜してても全然違うこととしか感じられなかったんです。
言い分がまた勝手でしてね。「人と人とのコミュニケーションに関するワークをやってるのに、それに纏わる申し出、しかも仲間からの(←仲間からの?)申し出を受け入れないとは如何なものか」とか言ってましたね。
ワークショップの申し込みであれば受けてたとは思いますけど。
それにしても、僕のような仕事してたら、仮にですよ、あくまでも仮に、複数の人からお付き合いを申し込まれたとしたら、二股三股·····重婚もOKってことなんですかね、この人の考え方でいくと。
方向性、少なくともその時点での、それともっと細かなタイミングも含めて、合わない時にはきっぱりと断ることが、結局お互いの為ということは、この世の中である程度長く生きていれば山ほどあると思うんですが。
どんな風なスタンスで生きて行くか、どんな人とやって行くか、自分の力をスムーズに発揮出来る関係性、根本的な相性、とても大切だと思います。何せ人間ですもん。神仏の足元にも及ばない神仏に頼って生きる人間であって、自分が神仏では無いのです。
そこから少し発展して、しっかりと、本当の“じぶん”として、如何に生きるかに目覚めることと、“でしゃばり”は違いますから。
前者は人のリズムを乱しませんが、後者は人の気持ちを萎えさせます。
勝手に自分の都合ばかりで善かれと思い込んで先回りして、親切の積もりでやることなすことが、人が最も力を発揮するそのタイミングを台無しにしてしまっていることに、当の本人は全く気付きません。
もしかしたら、“メサイアコンプレックス”って、こういう人のことを言うのでしょうか。詳しい人、どうか教えてください。興味のある人は調べてください。
親切(の積もり)の押し売りは、これからも御免被りたいので、本気でしっかりと整理しようと思います。
断っても断っても、電話、なかなか切らせてくれませんでした。三時間は粘られたかな。終わったの確か夜の11時半頃。この頃はまだテレビも壊れてなくて、観たい番組もあったけど、この電話の間は全滅だったな······。
······ん?僕のきっぱり断る力、弱いってことですやん(笑)
さて、そろそろ再掲載シリーズもあとどれ位が良い塩梅かを考えるところまで来ました。
だいぶ「最近書いた覚えある」感のある記事にまで戻って来ましたから。
このままの形式でもうちょい進めるか、ダイジェスト版にして要点抜粋にするか、URLの列挙+深掘り解説にするか、急にもう止めるか。
作業自体は大変面白く感じながらやってます。これも何やかや言いながらも継続して来たからこその結果ですね。
今後も再掲載、新規記事、共に楽しみにしていてください。
どうぞ宜しくお願いします。
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