僕は早々に出演を辞退していましたが、今夜行われる予定だった鳥ひろライブ最終回は、やっぱり中止となったそうです。
最後の方は負のオーラ発散しまくりの酒癖の悪いオバハンの影響もあったり、歌ってる目と鼻の先で大声で会話されまくったりと不愉快な思いもしましたが、結局ほんの数回のみの開催となってしまい、終わってしまうとなんだか寂しさが込み上げて来て泣きそうです。
たった今悪態をついたばかりですが、それでも何人かの方は、そんな迷惑な客の存在にもめげず、こちらに心を向け耳の穴をしっかり開いて真剣に歌を聞いてくださいました。勇気と力をもらいました。
Facebookを通じて応援のメッセージをくださった方もいます。別枠で単独ライヴの企画を持ち掛けてくださった方もいます。本当にありがとうございました。この事は一生忘れません。そんな方が一人でも居てくださるから、命懸けで喘ぐように絞り出した大切な大切な歌を真面目に聞いてもらえなかったことがトラウマにならずに、これからもきっと歌い続けられそうです(心の中には歌声を失ったもう一人の自分が生まれてしまいましたが、運良く“もう一人の”で済んでいます)。
先日このブログで予告しましたSkypeによるオンライン弾き語りライヴも、ワークショップ同様、否、それ以下の反響の無さに加えて、音を出せる会場の確保も難しい状況となり、特に皆さんへの影響はありませんが決行の目処が立たなくなっています。
ぽつりぽつりと会場が使えるようになって来た頃にではなく、八方塞がりの今だからこそ本当はやりたいのに。悔しいなぁ。腹立つなぁ。
こんな今、色んなものを奪われた恨み辛みばかりが頭をもたげそうですが、我々が奪って来たものや顧みず置き去りにした膨大な物事を掘り起こし、もし明日があるのなら、その明日への糧にしなければいけません、これは絶対に。
もしもこんな人類にも明日があるならば、きっとそこにも歌があります。
よく想像してみてください。その新しい朝に夕に歌っている自分の姿を。その歌、練習します?
歌って、いつもそうですよ。