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“声と呼吸の実験”第二回は結局四名で行われました。
今回はインプロヴィゼーションをやる雰囲気にはならず、皆さん各々に弾き語りや朗読で、本当によく実験して頂くことが出来ました。
「◯◯だから、ちょっとやめといた方が良いかな?」
「これはさすがに無理があるだろう」
といった配慮がそもそも不要な場なんだ!というのをしっかり思い出してやり切ってくださいました。
いつも本人が心配するほど全然変じゃない。
寧ろ逆に本人がどれだけ自分にしか出来ないことをちゃんと出せてしまっているか。勇気を持って前に出た瞬間に全ては動き始め他の何物(者)とも比べられない何かが溢れ出しています。それはどれだけ隠そうとしても隠せるものではなく、他の誰とも似ていない、今まで観たことも聴いたこともないからこそ価値がある、そのことが、しっかり見ると、まざまざと、はっきりと見え、聞こえています。
ここまで必死の思いで書いてみました。何が必死かと言いますと、やっぱりその場で生で見聞きした感じが全然書けないから。
皆さんの本当に潔い感じとか自然な感じ、普通な感じが良過ぎて、書けば書くほどダサくなるんです。今回はインプロをやらなかった分、地味だったかも知れませんが、本当に内容が濃くて、何よりも各々の人が自分なりに今試したいことを妥協なく試せたこと、それが素晴らしかった。
皆さん今回も、飾らず爽やかで快い演目の数々を、本当にありがとうございました。この試みへの参加者が、少しずつでも地道に増えてくれたらと、本当に心から思います。