今回はなんと対話師山内ちえこさんのご自宅にてワークをさせて頂きました。
最寄りのたまプラーザ駅周辺は、地元で人気の無人野菜販売所が印象的な何だかホッとする良い感じの土地柄です。
ワークは、ページ先頭の濡らし絵作者でもあるちえこさんのお嬢さんともご一緒に3名で行いました。
普段からこのような絵にも囲まれ、対話の空間として大切に育まれた場に、物事が起こるタイミングまでも含めたあらゆることを護ってもらうかのように呼吸のワークも静かに穏やかに進んでゆきました。
緩めても緩めてもまだ緩む余地があるもんですねぇ~と、三人で仲良く実感しながらの90分。本当は使わなくても充分生きていける(のについつい使ってしまう)不必要な力がどんどん削除されていく感じが普段にも増してよく味わえた気がします。
ワークの後、何故か暫くの間壁に貼られた濡らし絵に引き寄せられるようにじっと眺めていました。ちょうど良い立ち位置で眺めると、絵は止まることなく動き始めるのです。時には吸い込まれそうな感じ、圧倒されそうなエネルギーを内包しながらそれでも何故か冷静に自分を認識出来ている、世間の時間とは別の時間を初めて経験したような気持ちです。これも一つの対話なんですね。
ご自宅を解放して大人のための濡らし絵ワークの日も設けられているそうで、これからは時々そちらも体験してみようかと思っています。
つい最近、朗読の荻野さん(以前に当ブログにてご紹介)から、シュタイナーの本と共に濡らし絵(滲み絵)を薦めて頂いたばかり。更にわたしは美大生時代最も印象に残っている課題が滲み絵で、常に心の何処かで“また滲み絵をやりたい”と思っていながらなかなか実行に移せずにいたのでこれはまたとない絶好のタイミングかも知れません。なんか色々と不思議です。
これからも度々、呼吸のワークでお邪魔させて頂けると嬉しいです。宜しくお願い致します🙇