呼吸は切り替わる~名前のない、もう一つの呼吸法~

呼吸 声 歌 心 体 演奏 バランス 整える 緊張 リラックス  潜在能力 聞く 感じる 伝える 存在 表現 充実

ノリの良さが重なり実現したレッスン

2/11(月·祝)は「せっかくの連休中なのでレッスンがあるなら受けたかった」「レッスンがあるなら受けたかったという人が居て、それに応えてやるのなら私も受けたい」というやり取りの下、結局午後に2レッスンも実現しました。

※その内のお一人はあの、歌手協会プロレベル認定歌手の瀧宮麻里子さんでした!

瀧宮さんのブログはこちら↓

https://ameblo.jp/sparkle-with-joy/

このレッスンを、愛好してくださっている方々の熱意に心から感謝です。

もう少しレッスンの案内メールを頻繁に出してもらっても構わないという優しい言葉まで頂きました。料金の新システム試案等も良心的な解釈の下相談に乗ってもらい、本当に貴重なお時間をありがとうございました。

そのうちに、ワークの種類は少なめ、ひとつひとつをじ~っくりと味わうスタイルで内容は進み、そして場の集中が創造したのは「吐息と口腔との摩擦音(気流音)が意味を持ち始める境界線の人各々の探索、更にノイズから声(具体的な声帯の振動を伴う)への移行を精密に体験すること」てした。

外国人が日本語の歌をローマ字表記してもらって意味も分からず歌っても驚くほど美しいと感じる人は多いですが、なんかそんな秘密の解明の手掛かりともなりそうな、極めて地味ぃ~なのに本人たちはビックリする位に楽しい作業となりました。

ね、訳分からんでしょ?書いててもなんか訳が分かりませんもん(笑)

半クラスには現役の高校生(男子)が久しぶりに来てくださり、所謂ヤンキー座りが急に楽に出来るようになった!など、こちらも何かと興味深い内容となりました。

急に実現させて頂いたレッスンで、皆さん本当に楽しいお時間をありがとうございました。

 

 

東大大学院生の方々の活動のお話

駒場VS(ヴォイス·スタディーズ)研究会という、主に東大の院生が中心となって運営されている会があります。以前は声の研究会と呼称していたように、声に関心のある皆さんが、それぞれの研究者としての斬新な視点から深く深く声の持つ可能性を探究しておられます。オープンシステムなので大学とは無関係のわたしも一応メンバーで、時々出席させて頂くこともあります。※研究発表の内容はいつもめちゃくちゃハイレベルで、わたしの場合は頭からクエスチョンマークさえも出ず、いつもポーっとしてます。それでも普段使わない脳の部位がマッサージされて気持ち良くもあるんですよね、不思議と。

そんなことはさておき、その駒場VS研究会が公開レッスンの企画実現に向けて支援を呼び掛けています。

詳細は↓をクリックし、関心のある方は是非応援をお願い致します。

学術系クラウドファンディング「アカデミスト 」
プロジェクト『現代音楽に「身をもって」触れるきっかけを!』
https://academist-cf.com/projects/103

とうとう名前が変わりました!ついに降参?

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せっかく素敵な場所をご提供頂いているにも拘わらず、なかなか皆さんに浸透せず店主にご心配ばかりお掛けしている高円寺カフェ·レヴンさんでの呼吸法ワーク会。

次回の準備としてご近所や知り合いのお店にもチラシの束を配ってくださることになり、そこでもう少しシンプルで分かりやすいタイトルのご要望を頂きまして、店主や、横で昼間からビールとワインを召し上がっておられた他のお客さんとも相談し、このようなものを急遽作ってみました。

名前のない呼吸法なので、その場その場、体験した方の解釈次第でどんどん新しいネーミングが増殖していくのも当初からの狙いであり、これはこれで面白いと思っています。

ただ、わたし本人は更にもっともっと面倒臭いことを最近考え出していて、“名前のない呼吸法”ではあきたらず、“呼吸に名前はない、そもそも呼吸という言葉それ自体が余計である”・・・、とまぁこんな具合です。友達が欲しくないんですかね?ほんまに懲りません、アホは一生治りません(笑)

・・・それで、肝心な話を思い出しました。

2/18(月)

高円寺駅北口から徒歩5分のレヴンさんという本当に素敵なカフェにて

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朝からほぼ一日中レッスンしておりますので、何方かお一人でも来てくださると本当に嬉しいです。心より、お待ちしております(※勿論他の日のレッスンも!)。

 

読み終わりました

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先日ご紹介しました山内ちえこさんの本、

「対話師-スピリチュアル・メッセンジャー-として伝えたい全てのものに宿る魂の声」(マガジンランド)

を読ませて頂きました。

文体が余りに優しくて引き込まれるように一気に読み終わりそうなのを、寧ろ抑えながら敢えて数日間掛けてゆっくり読んでみました。

色々なエピソードが詳しく紹介されていて、その中の幾つかは直接ご本人からお聞きしたことがあるものも含まれていましたが、こうして丁寧な文章で改めて読ませて頂くのは良いですね。

エピソード中ちえこさんの台詞が「」で何度も出て来ますが、それらを黙読すると内臓や体の中身が柔らかくそして温かく感じられるのが最も印象に残ったことです。

生きていく中で自然に受け取っているかも知れない魂からの気付きを促すメッセージ。ここ数ヵ月に身の回りで起こったことや自分が置かれた状況は特にそういった類のものなのかも知れません。

ただの短気や過敏ではいけませんが、これだけ度重なるノックの音にはきっと何か意味があるのでしょう。

発信するということは誤解を覚悟し受け入れることでもありますが、魂の計画からちょっとずつちょっとずつ逸れ始めて、気が付いたら随分予定の位置から遠いなぁ~、とならないようにしなければと思います。

余りにもガッカリさせられることや残念な気持ちにも、もう少し素直に反応してみても良いのかも知れません。

呼吸は語るものではなく、純粋に味わい感じることに今のわたしの活動の意味や本質があり、そこにこそ愉しさを分かち合えるという基本中の基本を再確認する時期に来ているのかとも感じさせてもらえました。

 

これはTwitterやメールではなく、ましてや企業内のプレゼン資料でもなく宣材でもないので長文ご免な筈なんですげど、なんとなく今回はこの辺で止めとこうかと思います。このままだと読書感想文から逸れて随分予定の位置から遠くなってしまいそうですし(苦笑)

このような素晴らしい本は何度も読み返すでしょうから、また続きを書かせてもらうこともあるかも知れません。また忘れた頃に、気長ぁ~~~に。

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読む体験レッスンその0-1(気まぐれ不定期連載、やっと第3回、と見せ掛けて0回目、しかも長い!)

プロフィール欄にこのブログのタイトルが持つ意味や、活動のあらましを書いてはありますが、改めてそのページに辿り着くにはどうすれば良いかとやってみたら(わたしにとっては)ちょっと大変でした。ということは肝心な活動の目的や意味が多くの方に伝わっていないのかも?と急に焦ってきまして、それで以下にそのコピーを少し改訂し(今ごろになって)掲載させて頂きます。

わたくしtonus.mnこと中山雅夫は、呼吸と声(表現)に関する皆さんのサポート役です。
元々呼吸とは自身の生命を維持する目的で営まれています。
しかし、自分の外側へ向かって何らかの情報(エネルギー)を発信しようとする時、呼吸のシステムは切り替わります。
どう切り替わるのかといいますと、物凄く簡素化してお伝えするなら、普段の呼吸はどちらかというと息を取り込む時に能動的に努力し、息を体から外に出す時は一転リラックスするという傾向ですが、それが切り替わると息を取り込む時にはリラックス、吐き出す時に能動的に活動するということになります。
歌う、プレゼンする、告白する、きっぱりと断る、オーダーする、朗読する、台詞を言う、アナウンスする、助けを呼ぶ、投げる、打つ、ジャンプする、咄嗟に誰かを助ける・・・数え上げたらきりがないくらいに呼吸が切り替わる場面は日常の中にたくさんあります。
本来ならこれらの場面で自然に切り替わる筈の呼吸ですが、技術向上のために良かれと思って取り入れた情報が却って仇となり、スムーズに切り替わらなくなっている例のなんと多いことでしょう。
ですからここでお伝えする呼吸法は、そのまま放っておけば自動的に切り替わってくれる筈の呼吸システムを一から整理し、体に思い出させてあげること、それだけです。
しっかりと息を吸う、お腹に力を入れる、背筋を伸ばす・・・、確かに大切ですが、しかしある条件の下、それらは反応として至極当たり前に成果として現れてくれるもので、それらが先にありきでは無いのです。条件に応じて体が勝手にやってくれるていることをもし冷静に観察したならば、必要な分量だけしっかりと息は迎え入れられていて、お腹にも程好い充実感があって、背筋は気持ち良く伸びている、というのが正解で、それらを先回りして努力してしまうと上手くいかないことが多いということです。
普段の呼吸は多分、安静時呼吸とでも呼べば良いのでしょうが、ここで焦点を当てている180度逆の呼吸パターンにはどうも正式な名前が無いようで・・・。
そんな未だ名前のない“もう一つの呼吸法”。是非皆さん一人一人に体験して頂き、それぞれの名前を付けて頂けたらと思います。

嵐が2020年末で活動休止

本日の輪読会は色んな意味で面白かったですね。

午後は池袋から後楽園駅へ移動して、伝通院近くのスペースにてレッスンを、ほぼ一週間振りに出来ました。やっぱり仕事はあった方が良い。

参加者はお一人で、先ほどの輪読会での盛り上りは一体何だったのか?(笑)と人数だけで見ると確かに寂しい限りではありましたが、内容は深く深く、少しの新しい感覚にも出会えました。

例えばここ半月ほどで閃いた一つのワークが、実は今日この方に紹介するために思い付いていた、というのが分かった瞬間がありました。

また、今日初めて取り組むワークの途中、気の利いた(積もりの)言葉を投げ掛けようとしながらも、じっくり味わうように呼吸をしておられる表情を見たら「その言葉、言わなくて良いですよ」と語ってくれているのに気付き言うのを取り止め、実際言わなくて正解だったという体験もしました。

更に別のワークでは、二人で向かい合ってかなり濃密な空間が醸成されている中で、今の自分には難易度の高そうな概念が浮かんだのですが、しかし今目の前にいるこの方には取り組んでみるチャンスであり、今のこの方なら物凄く感覚を深く捉えることが出来るに違いない、という確信が浮上し一緒にやってみるというような展開もありました。

それで、やはり予想通りにわたしは自分で提案したテーマに少々戸惑っている最中、その方はじっくりと落ち着いて呼吸や骨盤低、それらに接触しているあらゆる事象の感触を堪能しておられるという状況が生まれました。そんな時にわたしが置いていかれたような寂しさ(参加者が一人という寂しさとは別ですよ)を屈辱的に味わっているのかというと実際はその逆で、一般的な意味での“先生と生徒さん”のような関係性とは全く違う、尊重や自由が完全に保証された場に幸福感すら覚え、その平和な雰囲気を寧ろ楽しんでいました。

このワークでは(他所で行われていることは知りませんが)、案内役であるわたしが呼吸や感覚に対して特に優れている訳では決して無く、人数分の呼吸の営みがただそこにあるだけなんですね。

これまで数え切れないくらいに確認してきたこの真実を、今日もまた新鮮に味わわせて頂きました。本当に感謝です。

 

※個人的にはもう少し長い日数、大坂なおみ選手の優勝をトップニュースとして楽しんでいたかった。

 

📖買いました❗もう店頭に並んでますよ‼️

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先日お知らせしました山内ちえこさんの本が今日入荷され、早速購入して来ました。

前作よりも、もっと深くわたしたちの心、ではなく魂に訴え掛けて来るのではないかと、目次と全体を眺めながら感じているところです。

何しろ読むべき本が大渋滞を起こしていまして、図書館で借りた本、受講者の皆さんがお勧めということで貸してくださっている本、そして買った本や放送大学のテキスト(試験直前です)などなど。なのでいつものように全ての本を同時に平行でゆっくりと読み進める中に、この本も入ってもらおうと思っています。

もし、もし感想文が上手に書けそうでしたらこのブログにて公開させて頂きます。

※これまで書く書くといいながら書いてないという前科がたくさんありますので、ちょっと学習してあまり大風呂敷は広げないということで。