お客さんの減少と経営難に苦慮するご近所の散髪屋さんの売上に少しでも貢献し自分も気分転換しようと髪のカラーリングを約束してから一月ちょっと。
5/17(日)のオンラインワークショップの後に、その約束通りに綺麗な茶髪にしてもらいました。
融通の利かない物分かりの悪い、質(タチ)の悪い人相になってしまうかもと少し心配しましたが、多分大丈夫です、多分。
それはそうと、僕がお店に入ってカットしてもらい始めたら、今回もまたその後にぞろぞろとおっさんが(明らかに僕より歳上の)連なって来店し、ちょっと暇な状態から一転して忙しくなり出しました。
それで今回、僕の髭を当たるのは若旦那ではなく若旦那のお母さんに。
色々と世間話しながら髭剃りしてもらってましたら年齢の話になり、このお母さん僕のことを30代だと思ってたらしく(そらなんぼなんでも若く見過ぎやろ)、若旦那には清原和博さんやピエール瀧さん(そろそろ敬称付けないと、ちゃんと最低限の義務は果たされた訳だから)と同い年と伝えてありましたが、お母さんやその他の方はそんな話ろくに聞いてやしないので、実年齢を知ってそれはそれはえらいビックリされまして。
そうしたら急に何だかおかしなモードに入ってしまわれたのか、イメチェン茶髪も影響があったのか、お孫さんが髪を半分だけ赤く染めた話、娘さんが美容整形で家計を食い潰しそうになった話など(600万円以上使ってもまだ追加施術で支払いが止まらなかったとか😱)段々雰囲気が重くなり始め、これまでのご家族やご親戚との関係性や苦労話が始まって延々と続き、僕はその間ずっと「うん、うん、うん·····それは大変、気苦労が絶えなかった、そんな時期があったんですねぇ······、うんうん」って、どういう髭の剃られ方やねん。
話に夢中になりながら蒸しタオル顔に押しあてるもんだから、鼻の穴まで覆われてしまって窒息しそうになるし、気が付くと腰のバイブレータもスイッチ入れ忘れてるし、頼むからリラックスさせてくれ、おばさん。俺、今、仕事中じゃないねん。
それで、僕は別に無理して髪を染めた訳では全然なく、本当に気分転換したかったので綺麗に染まって喜んでましたら若旦那がしみじみとお礼を言ってくれ、今回はお試しということで、料金をちょっとオマケしてくれました。
僕が店を出る時にもまた一人おっさんが(繰り返しますが明らかに僕より歳上です)が来店し、順番待ち状態になってました。
珍しい僕の茶髪が見たい方はどうぞオンラインワークショップで。
それにしても、自分が人から必要とされている、その実感ほど、生きる力をもたらすものは、他には無いと思います。
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