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- 椎茸、舞茸、えのきだけ、ぶなしめじ、等のキノコ類適宜
- 豆腐半丁くらい
- 白菜ざく切り適宜
- ブロッコリー適宜
- 玉ねぎ適宜
- しらたき適宜
- 鶏のムネ肉適宜
- 塩ほんのひと摘まみ
- 薄口醤油小さじ一杯
- 水100ccかそれ以下
以上を圧力鍋に入れ強火にかけ、蒸気で重りが動き出したら弱火にして3~4分で火を止めます。火にかけていたのと同じ時間程で圧力が収まるので、それで出来上がり(沸騰してから内圧で重りが動き出し、火を止めて圧力が収まるまで計10分~15分程度)。超薄味で素材を味わう適当適宜“呼吸鍋”の完成です。適宜適宜の連続が如何にも僕らしいと思いますが目安として3リットルの圧力鍋に調理前は具材が結構フタのギリギリ下まで来ますが、出来上がり後は鍋の中位まで下がる感じです。大真面目に悦に入って説明してますが、そもそもこれを読んで実際に作る物好きな方は居るのでしょうか?
それで一体何の話が始まったのかと言いますと、大船ワークでいつも頂くスープやデザート、レヴンさんの天然酵母のパン、明日ワークショップをさせて頂くきまんまテーブルさんのランチ、代田橋の壁と卵さんのカレー等々、こんなにも沢山の食べ方のヒントが身近に存在していながら、独り暮らしにかまけて僕の食生活はこれまで手を抜き過ぎてました。
それから僕はかなりの痩せ体質・体型なので、とにかく食べさせとけば太るし喜ぶと思われるらしく、大勢で外食すると必ず余ったものが僕の前に集まって来ます。以前鳥ひろの記事でも書きましたように、それらを本当に有り難く美味しく残さず頂くものですから体型からは想像出来ない食べっぷりとなります。
参考までにどれ位痩せているかと言いますと、割りと頻繁に警官に職質されます。清原氏やピエール瀧氏らと同い年ということを町でたまたますれ違う警官が知っている筈もないのですが、極端に痩せているというだけで疑いの対象となるようです(それ以外に怪しいところは無いと自分では確信しているのてすが)。それからつい先日は、仲間と焼き魚のほっけを突っついていて身を食べ終わった頃、そこに居た女の子に、「この骨みたいですね」と言われケタケタ笑われました💢
······それで、良いものも余り良いものとは言えない出来合いの弁当や惣菜(自然と油っこいものが多くなる)、冷凍食品なども無頓着に食べていましたら、年明けにいよいよ体調を崩しました。10年程前に一度「胆嚢に砂※胆石ならぬ胆砂(タンサ)或いは胆泥(タンデイ)というらしいです······があり、これらが悪さすると痛くなるよ」と云われたことがあったのですが、今回どうやらその悪さが起きたようでした。最初、原因が分からず血液検査、エコー、更にはMRIまでやる羽目に。
ところでこのMRIの検査中、呼吸の指示がある時と無い時があり、呼吸の指示が無い時は自由に呼吸をしててくださいとのことなので超リラックスして本当に自由に呼吸していましたら、僕のそういう時の呼吸は考えられない位に一つのサイクルが長いので、技師の人が飛び出して来て「もう少し息してもらえますか💦」と催促されてしまいました(別に息を止めてる訳じゃないんですけどね)。普通の自由な呼吸ってもっと頻度が高いから、それを基準に自由に呼吸してなんて指示してるんでしょうけど、僕にとってはサービス呼吸で、結局約30分指示通りの呼吸をさせられていた訳で、ちっとも自由に呼吸してて良い時間などありませんでした。
それで結局自然治癒し、もうすっかり体調も良くなりましたが、これを機に、適当に食べ物を選ぶのはやめにして、先ずは上に紹介したような鍋をやってみた、というお話です。
もうかれこれ10年以上も前でしょうか?格闘家の船木誠勝さんが書かれた“ハイブリッド”を謳い文句にした肉体改造の本がめちゃくちゃ売れて友達にも実践している奴がいましたが、そこにブロッコリーとムネ肉だかささ身だかだけの食事が出てたのを思い出しますね。自分は特に興味は無かったですが、そういう記憶も巡り巡って今になって少なからず影響が出ているのかも知れません。
初めの二回程は全く味付け無しでやりましたが、それもゆっくり頂くとちゃんと味わいがあり美味しい。三回目から塩と醤油をほんの申し訳程度に入れてみたら、何にも味付け無しの後ということもあって物凄く味わいが感じられるのには驚きました。そこからはもうこの超薄味に嵌まり病み付きです(せっかく病気が治ったのに病み付きです)。
特に無農薬だ国産だなんだかんだの食材には拘らず、ベジタリアンになる訳でもなく、ただ少しずつ材料をローテしながら飽きるまで続けてみる積もりですが、これがなんともめちゃくちゃ美味しいんですよ。
それで、これ結構大事な事かと思うのですが、だからと言って僕の場合は出掛けた先々、お邪魔した先々で出された物も、これはこれで今まで通りに有り難く、そして本当に美味しく頂きます。我慢してじゃないですよ。本当にいつでもどこでも何が出ても美味しく頂くことに変わりはありません。健康マニア、健康オタクになった訳ではありませんので。但しこれからは量は程々が良いかな、と、それは変えていかないといけないですね。
ところでこの鍋料理の写真、見たいですか?
あと、ヴァイタミックスっていうブレンダー、ミキサー、あのめちゃくちゃ値段の高いのを、手に入れたくなって来ました。←立派な健康オタクやないか!←いやいや、ちゃいまっせ。それは絶対ない。