呼吸は切り替わる~名前のない、もう一つの呼吸法~

呼吸 声 歌 心 体 演奏 バランス 整える 緊張 リラックス  潜在能力 聞く 感じる 伝える 存在 表現 充実

輪読会は原点回帰路線で今回も充実、その後のワークは更に濃かった

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11/24(日)午前中の輪読会は前回に引き続き、目が覚めたようにしっかりと開始から直ぐに本を読み進めました。今日は珍しく「大体この辺りまで読む予定で」と先に決めたのですが、一区切りの小項目、行にすると20行足らずで一旦感じた事を述べ合いましたら話が止めどなく続いてしまいました。

発声教育に関する事柄、著者が最も書きたかった部分だけにこの20行足らずにも物凄い熱情がこもっていて、それに誘発されるように参加者各々の思いも溢れて止まらなくなった、そういう状況でした。

予定していた数ページがたったの20行以下に。しかしこのゆっくりだけど豊かな進み具合、或いは進まなさ具合、横道に逸れているようで実は本線をしっかりとグリップしている快感。この遅さは一時期続いてしまっていた停滞感とはもう明らかに違うもの、確実な推進力を内包した本物です。輪読会が戻って来ました。

 

その後場所を移してのワークショップは、隔週でほぼ毎回、しかも2枠みっちり受けてくださるお二方と計3時間。誰にでも極簡単にこなせる動きを只々ゆっくり丁寧に、今体で何が起きているのかを、あくまでも自分に優しい眼差しで見つめながら進めて行く。そんな濃い時間となりました。

自分の手が届かない箇所、他人の手でも到達出来ない体の深部に、呼吸が宿り正に息づいている、そういう事実に改めて気付けた時、なんだかみんな“教祖様”みたいな(笑)、でも真面目な話、深遠なる感想を述べられるんですね。決して怪しいムーブメントを画策してる訳ではありませんが、そのような場面に出会うとやっぱり感動します。

こういう時、雑念が頭からいつの間にか居なくなってること、よくあります。

このような作業中、難なく自分の体やその営みに興味が出て、それはイコール集中力となっていて、只無心に呼吸をしている時間を例えほんの少しではあっても体験してしまうのです。なんか今日は特に凄かったです。

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↓これは凄くなるかどうか分かりません。部屋は凄く広いですが。参加者大募集中です。

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