呼吸は切り替わる~名前のない、もう一つの呼吸法~

呼吸 声 歌 心 体 演奏 バランス 整える 緊張 リラックス  潜在能力 聞く 感じる 伝える 存在 表現 充実

読む体験レッスンその2(気まぐれ不定期連載、やっと第2回)

いつも素敵な場所を貸してくださっている高円寺カフェ·レヴンの店主が、12月の回で初めてワークに飛び入り参加してくださった時のエピソードを今になって記しておこうと思い立ちました。

いつも通りにのんびりワークを進め、本当にリラックスした時の不思議な感覚や発揮される柔らかなパワーを堪能してもらった後に「想像していたものとは全く違った」と開口一番言ってくださり更に「呼吸 “ 法 ” というから文字通り方法をあれやこれやと指図されるのかと思っていたら全くその逆だった」と言ってくださったのが物凄く嬉しかったんです。
加えて「これまでもっとこのワークが繁盛するように色々と宣伝方法など助言していたけれども、そのようなことではこの世界を伝えることは不可能で、これを世の中に広めるのは大変過ぎる!」と、最も分かってもらいたいことを一発で的確に言葉にしてくださったことで、体の芯から慰められた気分になりました。同時にこのレヴンというカフェの雰囲気や優しいパンやスープの味にも改めて納得がいった瞬間でもありました。

そうなんです、呼吸は決していじらないこと、これが今日の読むレッスンです。数えたり止めたり我慢したりしない。
呼吸をほんのひととき認識しながらも決して意識しないでそっと眺めていること、こんな問い掛けを普段レッスン中に割りとよくやっているように思います。
だからと言ってこれを読んでくださっている方ともしも対面で実際にワークをやることになったとして、そんなこと一切やらないことも大いにあり得ます。そんなことやらない方が良いタイプの方も中には居られるかも知れませんし。そんな意味もあって
読む(呼吸の)レッスンなど本来あり得ませんし、百害あって一理なしということは前置きとしての前回に引き続き再度強調しておきます。
それでもハウツーものは読み物として面白いことってありますね。分かります。なので、改めて章立てするまでもないくらいにやること自体はシンプルで簡単ですが、どんな感じで進めるかとか、その時に気を付けることなどはまた気が向いた時に、第3回にてご紹介します。それを読んでもやらない方が良いことは言うまでもありませんが、その理由もこのシリーズで更に明らかにしてゆければと思っています。(つづく)